福徳学院のワインドコンテスト

昨日は定休日でしたが、小山マネージャーと大分市内の高校に行ってきました。

この学校には美容科がありまして、高校生としてのお勉強をしながら美容師の資格もとれる科があります。

その学校で校内ワインドコンテストがありましたので招待されて見学をしに行ってきました。

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一年・二年・三年の美容科のせいと全てです。

体育館をいっぱいですが生徒さん達の緊張感でピリピリとした空気です。

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競技が終わって審査結果です。

残念ながら密かに応援していた彼女は入賞することはできませんでしたが、一生懸命に頑張っている姿勢に美容師として輝くことのできる期待を感じました。

コンテストでいい結果を出した子は器用だけではなくまちがいなく努力を積み重ねた子です。

反対に、いい結果を出せなかった子は頑張らなかったのではなく不器用だったりする場合はあります。

コンテストの結果がいい子は素晴らしい美容師になるのかというとそうでもなくて、学生時代に落ちこぼれていた子が多くのお客様に必要とされる美容師になっていることは珍しいことではありません。

現にジョイでは幹部となって支えてくれている子は不器用だった子ばかりです。

上手くいかなかったからダメと諦めるのではなく不器用が原因なら倍の時間の練習をすれば上手くいくことで成長してきた子こそが今のジョイを支えてくれています。

逆に優秀だったことに慢心になって結果を出せない子もいます。

そこそこで満足しない為にも学生時代に優秀で無い事もいい事なのかもしれません。

100人ほどのワイコンを見ていて感じる事は「この子は伸びるな・・・」と「この子はこのままではダメだ・・・」と思う子がいます。

それはキレイに巻けているんだけど後一本か二本巻けていない子が数名いまして「このままでは時間に入らない・・・」と巻いている途中で気付いたはずなのにきれいに巻くという自分のペースを崩さずに最後まで巻いて、予想どおりに時間に入らずにいる子。

悪口を言いたくはありませんが、「後過ごし時間があれば入賞できたのに・・・」か「急いで巻いて汚くなったら入賞できないから・・・」などと言い訳をいいます。

伸びる子はこのままでは時間に入らないと分かるとボロボロに汚くても時間内に入れる子です。

もっと練習すればよかったと自分自身を反省します。

時間に入らなければ審査もしてもらえませんが、汚くても巻けていれば審査をしてくれます。

僕は汚くても遅くても最後まで汗びっしょりで巻いている子を応援しています。

男子生徒が少なかったですが、どの子も女子に迫力でまけていました。

男はもっともっと頑張らないといけない美容の世界なのに残念でした。

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さてさて、先週の日曜日は私の誕生日でして・・・

みんなから沢山のうれしいメッセージを頂きまして・・・なにより嬉しいのが手作りのものです。

↓手作りドラ焼きです。(スタッフ本人が作ったのかは疑問ですが)

味は正直言いまして売り物のほうが美味しいです。

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こちらは手作りぼたもち。

これはあきらかに本人の手作りだとわかるクオリティです。

味は買ったほうが美味しいです。ですが、私が好きなのはスタッフが頑張って作ったモノのほうが美味しく感じる「エコヒイキする味覚」

いささか不細工な手作りが大好物ですので、全部一人で完食いたしました。お陰でまた少し太りました。

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私は皆をお祝いするのは好きなんですが、されるのは少し苦手です。

それには理由がありまして・・・。社長として時にスタッフに嫌われる事を覚悟してイヤミを言わないといけない立場なのでここ最近ある一定の距離を置くように意識しています。

それともう一つ・・・。

長期病気療養中の気掛かりな子の事が気になってハシャグ気になれない事です。

 

 

ハシャグ気になれないとは言っても息抜きは必要。

ここ最近、いろいろと忙しくて行けなかった海に友人と久しぶりに行ってきました。

パノラマ↓ 遠くに四国が見える豊後水道です。

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船をぶっとんで走らせ10分ほどの場所でイカ釣りです。

その途中、今まで見たことの無いほどのでっかいナブラでした。

海面がザワザ(写真を撮っとけばよかった)なになに・・・海面がサラシのように真っ白に波立っていてましたので急いでジグを投げましたが、当たるものの針がかりせずにおわってしまいました。

残念に思いながらイカのポイントに行きますと師匠の船と知人の漁師の船がティップランをしていました。

釣果はまぁまぁと言うことなのでワクワクです。

結果はまぁまぁのサイズでしたが、思った以上の風に心折れて帰った次第です。

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ですが、海にプカプカ浮いているだけでいい気分です。

楽しんでいる最中に鶴先店の甘えっこユウカちゃんから何度も「楽しんでますよ~」と一年生4人で遊んでいる写真を送ってきてアピールをしてきます。

ふむふむみんな楽しんでいるようで良かったです。

港に帰れば隣近所に停泊しているボート仲間(みんなジイさんばかりですが)釣りのポイントやボートのお手入れの仕方などなどでノンビリした休日を過ごしました。

今朝、スタッフに話した事なんですが、私の昔話です。

親孝行ではなかった私は高校は中退するし暴走行為で警察に捕まるし家庭裁判所は2度も行って「次は少年院」と言われた学生時代でしたが、そんな私を厳しく叱ってくれた恩師のお陰で今があります。

親の言うことには素直に受入れられませんでしたが社会の上司には素直でいられました。

と、言ってもすぐに言うことを聞けるほど素直ではなく、2~3日して「そういえばそうだよな~」としみじみ思い返すといった感じです。

でもその厳しさが無かったら今どんな生活をしていたんだろうと思うと感謝しかありません。

今でもその方に会いに行くと「バカたれ・・・」から始まった説教なんですが、時たま「頑張ってるようだな・・・」と褒められたりすると涙が出るほど嬉しく感じます。

で、気をよくして次回手ぶらで行くと饅頭くらいもってこいと怒られます。

人生って出会わされる人によって運命が変わりますが、いい出会いと良くない出会いの両方があります。

良くない出会いに惑わされずに、いい人との出会いを大切にして成長していくものだと思います。

ちなみに「いい出会い」とは厳しい事を言ってくれる事。逆に「悪い出会い」とは心地よく褒めてくれる事。

一見、自分の事を理解してくれているようで嬉しい存在ですが、その人にとっての損得で利用される結果となります。

付き合いが深まるほどに厳しく指導してくれる人に付いていけばほぼ間違いはないようです。

私のようにダメだった人生も軌道修正できているように、私に着いてきている沢山のジョイっ子達みんなが幸せになってもらうためにも、私の恩師がしてくれたように心に痛い言葉を言える立場にならなくてはいけません。

経営者は孤独に耐えなくてはいけないのかもね。