最近思うことがあります。
ジョイ美容室が成長する過程で家族のような仲間意識から社員としての関わりに変わってきている様な気がします。
それはいい事でもありますが、私の理想とは違う組織への変化だと感じます。
ジョイはみんなの努力によって成長しているのですが、50人近い社員となると一人ひとりとのつながりは細くなってしまっています。
これは仕方の無い事だとは分かっていても、理想のチームとの違いに不愉快を感じてしまう時があります。
スタッフの悩みに気付けない事も多く、気がつけば手遅れだったことも多々ありまして、父親のような存在だと思っていた自分が蚊帳の外だったと感じて淋しく感じる事も多くなってきています。
昔を思い出すと楽しかったみんなとの想い出が沢山あって懐かしい気持ちになってしまいます。
大きな組織になるとあの頃のような仲のいい家族のような組織にはならないものかと考え いろいろと策を考えるものの「それぞれの自分の時間」を楽しみ大切にしているスタッフとの思いの違いに苛立ちを感じたりもします。
美容室に限らず組織として大きくなっているところは同じような問題を抱え悩んでいるところがあったり、中には私達よりも大きな仲間と楽しく過ごしている会社もあります。
違いはリーダーと幹部の資質だとは思っていますが、こんなにも薄かったのかとガッカリすることもあります。
スタッフにとっては組織だから育っていける「弱いときに助けてくれる環境」こともあります。逆に考えると努力が足りなくてもなんとかなる現実があり「自分の弱さに気付きにくい」弱点もあるような気がします。
これからは、頑張っている子「結果を出している子」と、そうではない子「やれば出来る能力があるのに批判ばかりしている子」で区別をしなくてはいけないのかなと考えます。
それはなんだか情の無い会社になるような気がして気が向きません。
多くの若くて元気でかわいい子ばかりのこのジョイが成長していきながらも「仲のいい仲間」のままでいられないものかと考えます。
今年、理由があって春のキャンプを取りやめました、夏のキャンプも中止、慰安旅行も休止した今 「これでいいのだろうか」と考えさせられています。
楽しく遊んでいた昔の写真が懐かしいです。