ジョイでは来春入社するために面接の前に1日体験するのがおきまりです。
なぜなら、やりがいをもって働いてもらう為に「楽しい事」だけでなく「大変な事」も理解して覚悟をもって入社していただかないといけません。
井田ちゃんは本当に頑張ってくれてましたし、ジョイっ子たちとも仲良く楽しく仕事してくれてました。
いいですね。
それにしても一人(コイツ)ムカつく顔で写っていました。(中津からあげ君です)
店を覗くといろんなチャンスの場に遭遇します。
↓↓ 遥ちゃんがパーマを巻いていました。
チャンスって仕事中の何気ないときに小さくいただく事ができます。
それは・・・
今回の遥ちゃんのように中和しているときにロットが外れたりしてしまって「どうしょうかな??」と思っていると・・・先輩が「巻きなおしててくれる」
出来るよな・・??」と何気に一つ上の仕事をさせてもらえます。
もちろん、先輩も出来るだろうと思ってさせるのですが、実はこれがチャンスでして・・・。
僕の場合は先輩が(僕が出来ているかどうか?を陰から見てました)
ジョイっ子達は美容学校で基礎の技術を学んでいるので、このくらいはチョイチョイでできるのですが…なかなか難しい時もあります。
ここ二ヶ月間、休み無くパーマ巻きの練習していて頑張っているからこそ、頑張っている後輩にチラッとチャンスを与えたりします。
あとで、「ちゃんと出来ていたよ・・・」と褒められたりすると自信をつけますし「もっと頑張ろう」とヤル気につながります。
遥ちゃんにとってこの一本のパーマがやりがいにつながります。
一つ上の仕事をするにはそれなりの練習をちゃんとしていないと絶対にチャンスは待っていてもきません。
年功序列でそのうち平等に成長はできません。
成長のチャンスって大きく分けて二つのタイミングがあります。
それはお店が成長する時(これは当たり前)、もう一つは先輩が辞めたときです。
先輩がいなくなると一つ上にあがらないといけなくなります。
実力がついていようが、なかろうがにげられないチャンスがきます。
その時に「グラグラ」としない為に練習を積んでおくことが大切です。
↓↓↓↓
一つ上の先輩のしている技術を盗むように見ているのは(この子)しおりちゃんです。
先輩から「出来るよね??やってて・・・」と、いつチャンスがやってくるかわかりません。
その時になって自信がありませんなどといってチャンスをのがすわけにはいきません。
練習もやっていないくせにチャンスだけほしがっても先輩達はちゃんと見ています。
厳しいですが美容の世界は接客の「人間力」と技術の「技術力」の両方をもっていないと立派なスタイリストにはなれません。
さらに、もう一つ上に上がるならば後輩達に憧れられるためには「人間力」と「技術力」にもうひとつ責任ある「リーダー力」も必要とされる時期がやってきます。
この「リーダー力」は幹部に必要な能力です。さらに言うとこの「リーダー力」が無ければ独立なんか絶対に無理です。
スタイリストになってそこそこのキャリアを積むと一つの壁がやってきますが、これを突破するのに必要な能力です。
後輩から慕われなければ突破できません。
後輩から憧れられる美容師は間違いなく多くのお客様から必要とされる美容になる事ができています。
だからこそ、頂いた小さなチャンスを逃さないでほしいです。