昨日と今日は連休ですが・・・
店内は大忙しです。
夏にスタイリストデビュー予定の3年生です。
スタイルブックから自分の好きなヘアスタイルを選んで自分でどのように切るのかをイメージしてからカットをしていきます。
仕上がったスタイルが写真と同じになるように仕上げていきますが、なかなか思いどおりにはいかないようです。
こちらも・・・
スタイリストになる為にはカットの技術だけでなくスタイリングの技術が必要です。
それだけでなくパーマやカラーのテクニック、似合わせの知識そしてもっとも必要なことは人としての魅力です。
どんなにテクニックがあっても、コンテストの賞状があっても魅力が無いスタイリストにはお客様がリピートしてくれません。
お客様の事を本気でキレイにしたい思いがなければ信頼してもらえませんからね。
水臭い接客もいけません。
↓こちらは一週間後に控えたメイクのコンテストの為の練習です。
頑張っているジョイっ子たちは輝いてみえます。
努力するって大変ですが乗り越えた先に成長があることを知れば努力って楽しいことです。
連休二日目はなんの予定も無く
当然、大好きな海に出かけました。
臼杵湾に浮かぶキレイな島(津久見島)を通り過ぎ、向かう先は佐賀関の沖です。
同行してくれている友は息子の駿。
息子の駿は今福岡の美容室で働いています。
一年ほど前はジョイでともに働いてくれていましたが息子ということもあり他のスタッフ以上に厳しく育てていたつもりでした。
高校生のころはジョイでアルバイトをしてまして将来は美容師になると決めていたようでした。
正直、美容以外の職業を選んでくれたほうが私としては嬉しいのですが・・・。
なぜなら同じ道を進むとなると同じ店でなかったとしてもやはり口も出しますし、どうしても気になってしまいます。
別の業種ならね、なにもしらないですから ただの父親として甘えさせることもできたのですが・・・・
進路に関しては彼の思うままにしてあげたいと思っていましたし、そのようにしてきたつもりです。
美容学校を卒業して就職先を決める時に考えたのは県外でした。
なぜなら、大分県内の美容室ではジョイの息子ということで受け入れてもらえないだろうと思っていました。
東京で探すもののどうしてもジョイと比較してしまいまして決められなかった経緯から、ならば修行はジョイでしてそのうちに県外に出てみればということで親の店に就職することとなりました。
正直、私には育てにくいスタッフです。
愛情かければ甘えさせていることと思われますし、何かあればジョイの息子ということで悪く取られることが多いからです。
能力がある息子であればいいでしょうが、私と同じで決して優秀ではない男でして・・・。
スタッフに育ててもらえればと期待して入社をさせましたが、私と同じでドンくさくいろんな失敗を重ねてました。
甘いと思われるでしょうが経営者として多くのスタッフを育てて店を成長していくなかで気になることの一つに後継者問題があります。
そのうち私の能力や体力が衰え始めたときに慌てても遅いので準備が必要なんですが、準備の一つとして期待もしていました。
しかし、そんなことも本人には言えず・・・ましてやスタッフに言うことは「甘えさせてる」と思われるだけなので言うわけもなく、ただ心で思うことでした。
今は福岡で私とはなんの面識のないサロンで働く彼。未熟な彼ですがやはり私の可愛い息子です。
親の悩みの大半は子供の事です。
親っていつも子供の成長に期待と不安を持っています。未熟な彼ですが私にとってやはり頼りになる・・・頼りにしたい存在です。
これから先のことは分かりませんが今やることは関わっている可愛いジョイっ子達を育てながらジョイを発展させることなんでしょうね。
久々に帰ってきた息子と海でゆっくり話す事ができました。
しかし、何も釣れませんでしたがなんだか充実感があります。
息子も海が大好きでプカプカと流されながら海を楽しみました。
海ってやっぱりいいなと感じた休日でした。
美容室のオーナーって結構悩みがあります。