今朝の臼杵店です。
外は雨ですが、ありがたいことに全店舗ともに満員となりました。
アリ(´・ω・)(´_ _)ガトウ♪ゴザイマス♪
4月から新労働体制となりまして、何かと忙しいです。
スタッフは休みが増えた、店の休みはそんなに増えたのではない・・・となると、いつも誰かがお休みをとっているという事となります。
多くのお客様から支持頂いている幹部スタイリストはちょいちょい休まずに出勤していますので体制的にはもんだいないのですが、少し少ないスタッフでご来店して頂けるお客様にはご迷惑をかけられないって事は一人ひとりの技術力を上げていくしかありません。
正直言ってjoie-hairはそれぞれの店舗が大所帯で運営していますので悪い習慣として「誰かがしてくれるかな?」といった甘えも出てきます。2~3人で頑張ってるサロン様だとそんなこともなく一人ひとりが責任を持って頑張っておられるのですが、スタッフが多いだけにいつのまにか・・・んんんって事はよくあります。
もちろん、ゆっくりした時にお客様ものんびりしたい時にはのんびりしたいメニュー(たとえばシャンプーやヘッドスパ)を時間かけてする事はいいと思いますが、カットやカラー剤の塗布やパーマを巻くなどの作業はお客様にとって苦痛な時間ですから少しでも早くしてあげるために技術を磨いているのですが、これが中々徹底できないのです。
ゆっくり→丁寧な仕事ではありません。
美容師は経験の中で成長することもできますが、やはり本気でお客様に喜んでもらいたいと思っているスタッフは練習を惜しまなく頑張っています。
joie-hairでは毎週木曜日の午後はお店を閉めさせて頂いてスタッフ全員でトレーニングをさせて頂いております。
少し前までは朝早く出て自主練習、夜は練習日。練習量はほかのサロン様に負けずに頑張ってきたおかげで苦労を乗り越えて頑張ったスタッフは多くのお客様から信頼していただける美容師としてやりがいをもっています。
これからは「働き方」が変わってきて頑張る!!という努力が美談ではなくなってきているように感じます。
頑張る企業→→ブラック企業のような批難をされたりもしています。
普通の努力で普通に幸せになりたいと願う「普通の人」こそが今の時代のスタンダードになってきているのかな?
そんな苦労することがかっこ悪い時代だからこそ、頑張る人と普通の努力の人との差がきっとこれから大きな差となってくるような気がしています。
でも、だからと言ってスタッフに「お客様の為に休まず夜遅くまで頑張れ」なんて言えません。
先日、仕事終わりにサウナに入っていましたら私よりも人生経験豊富な方達が今の教育問題で話していました。
「俺たちがガキの頃はちょっと悪い事をしたらビンタとゲンコツをされていた。だから先生や親父だけでなく近所のおっさんやおばさんが怖かった。でも今は先生は手を出せないのを知っているから子供たちは自分を主張する。近所のおっさん達は近所の子が悪い事していても説教出来ない。いいのかね~(*´Д`)=3ハァ・・・
労働環境も時代なんでしょうがここ10年で大きく変わってきました。
JOIEが創業した28年前はルールなんてありませんでした。
最低賃金・労働時間などなどうるさく言う人なんていません。頑張りすぎると妬まれるだけでした。そんな時に妬まれるのがイヤでみんなと同じ努力で終わっていたなら今のように成長は出来なかったでしょうね。
だからダメな社会とは思いません。こんな時だからこそ大きな差が生まれます。今JOIEで頑張ってくれているかわいいスタッフが美容師として、いつかはJOIEを離れて結婚・独立など様々な人生を歩んでいく時があるでしょうから社会人スタートを関われている責任者として時には嫌われたり、誤解されたりとしながらも人の成長こそがJOIEの成長と考えで頑張りたいと思います。
ちょっとしつこい内容の分になっちゃいました~フゥ(o´Å`)=з
たま~に心の奥の本心を語らないとね~っ。ハートがパンパンになるからねっ。
追伸、
先日の定休日の昼間に臼杵店のスタッフが事故にあいました。
今、病院の集中治療室にいます。
23年前にも同じような日がありました。
23年前、休日の午後 スタッフのお母さんから自宅でのんびりしていた時に電話がありました。
「娘達が大変な事故に・・・」
あわてて担ぎ込まれた病院に駆けつけるとスタッフの一人は集中治療室で処置中でした。
助手席に座っていたスタッフは大腿部骨折そのた骨折と裂傷が多数。命は大丈夫でした。
運転していたスタッフは命に関わる怪我でしたので県病の脳外科に運び込まれていました。
脳挫傷、骨盤、脊髄、その他骨折に裂傷多数で24時間後には脳死、一ヵ月後に心臓停止でした。
スタッフ二人で大分に遊びに行く途中、雨が降っていました。飛ばして走っていた対向車が滑って対向車線にスリップしてきたようです。
小さなJOIEをオープンして3年ほどです。私と妻そしてスタッフ4人の6人の小さな所帯ではありましたが家族のようにかわいがっている大切な娘達でした。
その当時、私は30歳。病院に毎日通いつめでした、正直仕事をする気力がなくなっていました。
多くの人たちからの励ましやサポートもありましたが何もする気がおこらないんです。
あの時の記憶が「ふっ」
あの頃よりも今は冷静で受け止められる人生経験もありますが、かわいいスタッフが苦しんでいると思うと痛い気持ちです。
「こんな時だからこそ・・・」とスタッフには言ってますが不安でいっぱいです。
意識があるだけ28年前よりはいいのかも・・・
早く良くなってもらいたいです。
スタッフが多くなるってことは、楽しいことも多いですが、不安もやはり多いです。