今日は成人式

朝3時に起床してお店にくると、JOIEは明かりが灯っています。

今日は成人式。

これから多くの成人式を迎える可愛いお客様が大勢来ていただけます。

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気合充分の臼杵店です。

ちなみに鶴崎店も大在店も早朝(深夜)から大忙しです。

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スタッフルームではとり飯を準備してスタッフのエネルギーも満タンです。

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そして朝礼。

一生一度の大切な日、ミスが無いように最終チェックの朝礼です。

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朝礼が終わると満席満員御礼です。

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この日のために何度もシュミレーションしてトレーニングしてきましたので段取りよく頑張っています。

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いつもの仕事以上に気合が入ります。

数年前まではもっと多くのお客様をもっと早朝からさせていただいてたのですが、ここ数年はご予約人数を制限させていただくご案内をしていただいたので以前ほどごったがえす事もなくスムーズです。

カットやパーマなどの技術も楽しいのですが、私が大好きな技術はアップなんです。

当然、セットの技術にはうるさいのですが、ここ最近はセットを指導することも少なくなってきました。なぜなら、みんな凄く上手なんです。

今日も心配だから遠くから眺めていたのですが、みんなの仕事が上手すぎて口をはさめません。

もっというと「マイッタ」という思いです。

私が教えることは基礎の技術だけで、アレンジは彼女達のほうが間違いなく上手です。

見ていて「なるほど・・・」と私が学ばせていただいてます。

現場をはなれるとこんなにも差がつくものかと少し淋しく感じるものの頼もしさも感じます。

自慢ですがJOIEのセット着付けにメイクは特に自信があります。それは練習の量にあります。

よく言われることですが、スタッフの笑顔やおもてなしでは褒めていただく事がおおいのですが、本当は技術へのこだわりなんです。

練習量が技術力に比例します。

ただし、上手なだけではお客様に喜んでいただけないのが上質ですから人一倍の努力を積み上げていく必要があります。

成人式の御仕度も数ある美容室の中からジョイを選んで頂いている事に感謝して精一杯頑張らないと来年のご予約もいただけません。

毎年おおくのお客様から信頼を頂いている事に慢心にならないように技術的にもさらなる進化をしていかないといけません。

 

美容師の仕事って本当に大変ですが、とても楽しい仕事です。

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お正月に韓国旅行に行ってきた鶴崎店の舞ちゃんからのおみやげです。

靴下と小石みたいなチョコレート。

ここ最近、スタッフが韓国ブームのようなんですが、必ずと言っていいほど私に靴下を買ってきてくれます。

私の家の靴下の引き出しは色とりどりの靴下だらけです。

わざと趣味の悪い靴下を買ってきてくれますが時々はかないといけません。

けっこう気を使います・・・・。(*´Д`)=3ハァ・・・

 

ここ最近、春に入社してくれる新一年生の親と面会をさせていただいております。

これはずいぶん前からしていることなんですが・・・

なぜ親とお話しをするのかといいますと、高い意識で(ヤル気満々)で入社してくるのですが、最初の一ヶ月・3ヶ月・一年という節目で心が折れるタイミングがあります。

入社して最初にすることはシャンプーの練習なんですが、これがけっこうハードなんです。

お休みの日も返上して一日中練習です。

シャンプーが上手なアシスタントは必ず人気のスタイリストになります。

シャンプーの技術を大切にしていますので、そこそこの技術でお客様には入らせることはありません。

その練習の途中で心が折れる子が多く毎年数名の子が辞めていくことが多いです。

(去年入社した子はだれも辞めていません。スゴイ事なんです)

心が折れると必ず親に泣きついていきます。

その時には必ずと言っていいほどに着いていけなかった事を店や先輩の責任にして辞めていきます。

「休みもないひどい会社」「先輩から虐められた」「手あれや腰痛が出て出来ない」などと出来ない理由を言ってきます。

実は私たちもあえて厳しくしているのは「本気かどうか?」を試しています。

少し辛い程度で諦める子は最初優しくしてもチョットした試練がやって来た時に「着いていけません」と辞めていきます。

「ブッチャケ」の話し、スタイリストとしてそこそこの売上を出せるスタッフまで成長するまでは会社のリスクとなるので本気の子だけが着いてきて欲しいんです。

ジョイでいうソコソコのスタイリストとは数字で見ると100万円以上になってはじめてソコソコです。

その手前で辞めていかれるとお店としても正直マイナスとなります。

しかし、それを越える成長が出来た子はジョイにとって宝となります。

この宝まで成長できればジョイを辞めて独立しても成功することができますし、残ってくれるとお店にとって大切な大切なお宝なんです。

この業界、そこそこしか育っていない子に限って「美容師の仕事はキツイ」だの「給料が安い」だの「労働時間が長い」だの不満を言いますが、ようは成長できていない事の不満です。

そんな不満の声を聞いて親は心配になります。

しかし、最初の一年は娘からの不満の声をいい意味で聞き流して背中を押して欲しいとお願いします。

「辛いだろう・・・」そんなきつい仕事なら無理しなくていいよ・・・と親が抱きしめたらその子の成長はそこで止まってしまいます。

社会人としての最初の試練を越えていただくために親に協力をお願いしています。

 

それにしても・・・親ととお話しをさせていただいていつも思うことなんですが、当たり前なんですが「大切に育てられているな~」と親の愛情の深さに感心します。

大切に育ててあげないといけません。